課題対応型商店街事業を活用した商店街の環境整備について

 1月の商店街研究会例会は11月に行われた?和3??中小企業経営診断シンポジウムでの発表内容を堀尾健人中小企業診断士に上記のテーマで講義を行っていただいた。

 政策課題対応型商店街事業は、東京都が直面する?政課題の解決につながる商店街等の施設整備や買物弱者の??を図る取組に対し、必要な補助?を交付することで、?政施策の推進と都内商店街の振興及び地域経済の活性化に寄与することを目的とする事業である。 政策課題対応型商店街事業は、商店街チャレンジ戦?支援事業の中の事業で、LED街?灯の設置やLEDランプへの交換などの環境対策、アーケードやアーチの耐震対策や撤去などの防災・防犯対策のための事業などがあり、魅?ある商店街づくりのためこれらの事業について経費の一部助成が行われる。

 支援先の墨田区の押上通り商店街で、東京スカイツリーの開業に合せて、?朽化しビル建替えで歯抜けになったアーケードの撤去と新規LED街?灯の設置を提案して、墨田区と調整しながら、3?をかけて事業を実施した経緯等の報告があった。支援先の成果として、?朽化したアーケードの撤去により、古びた歯抜け状態のアーケードが解消され、店舗が目?ちにくい状態から、カラー舗装化、LED街?灯の設置などにより、明るく開放感のある押上通り商店街の景観となった。街?灯のLED街路灯の交換で電気??の低減効果は、1/2以下になる。墨田区の補助として商店会が設置した街?灯・アーケード・アーチ等の電気?の一部を補助(電気??の1/2)の適用で、全体で1/3以下に低減できた。

鈴木 隆男